
レシピを見ていると意外と迷うのが「3/4カップ」という表記です。
「150ccって聞くけど本当?」「mlとccは違うの?」「粉類も同じでいいの?」と、曖昧なまま作ると味や仕上がりに差が出やすい部分でもあります。
この記事では、3/4カップ=150ccの根拠から、液体・粉末それぞれの正しい量り方、道具がないときの代用テクまで、料理で失敗しないための実践知識をまとめて紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
3/4カップは何ml?150ccの根拠
なぜ150ccと言われるのか
日本のレシピで使われる「1カップ」は、「200ml(200cc)」が基準です。
これは計量カップのJIS規格や、家庭料理・料理本で長年統一されてきた基準量で、海外の「1cup(約240ml)」とは別物です。
そのため、
200ml × 3/4 = 150ml
となり、「3/4カップ=150cc」と表現されます。
ここで重要なのは、「3/4カップ=なんとなく少なめ」ではなく、明確に150mlと決まっているという点です。
特にお菓子作りや調味液では、この50mlの差が食感や味に大きく影響します。
ccとmlは同じ?計量カップの目盛りの読み方と注意
料理の世界では、cc(立方センチメートル)とml(ミリリットル)は同じ量として扱われます。
水や牛乳などの液体であれば、1cc=1mlと考えて問題ありません。
ただし注意したいのが、計量カップの目盛りの読み方です。
上からのぞいて量ると、実際より多く見えてしまうため、必ず目線を目盛りと同じ高さに合わせることが大切です。
また、泡立っている液体や、とろみのある調味料は表面が盛り上がるため、落ち着かせてから読むようにしましょう。
正しい量り方:液体と粉末で変わる計量方法
液体(牛乳・水など)は計量カップで真横・水平に量る方法と注意点
液体の計量で最も大切なのは、「水平・目線・表面」の3点です。
計量カップは必ず平らな場所に置き、かがんで目盛りを真横から確認します。
水や牛乳は表面がわずかにへこむ「メニスカス」と呼ばれる形になるため、一番低い位置が150mlになるように調整するのが正確です。
このひと手間を省くと、10〜20mlの誤差が出やすく、繊細なレシピでは失敗の原因になります。
粉末・小麦粉・砂糖などの正しい量り方
粉類は「カップに入れれば同じ量」と思われがちですが、実は入れ方次第で重さが大きく変わります。
小麦粉をぎゅっと押し込めば重くなり、ふんわり入れれば軽くなるため、同じ3/4カップでも仕上がりが変わります。
基本は、
・スプーンですくってカップに入れる
・押さえず、山盛りにしない
・表面をカードや箸で軽くならす
この方法を守るだけで、レシピに近い仕上がりになります。
キッチンスケールで重さ(グラム)から正確に換算する方法
より正確さを求めるなら、キッチンスケールでg換算するのが最も確実です。
特にお菓子作りでは、体積よりも重量のほうが再現性が高くなります。
3/4カップ=150mlという体積を基準に、材料ごとの比重を考えて計量すれば、誰が作ってもブレの少ない結果になります。
計量カップに頼らず、「グラム指定レシピ」に近づけたい場合に非常に有効な方法です。
目盛りや道具がないときの代用品テク
計量カップがない場合でも、3/4カップは意外と再現できます。
たとえば、大さじは15mlなので、大さじ10杯=150mlになります。
また、一般的な紙コップ(約200ml)なら、8分目弱が3/4カップの目安です。
ただし代用品はあくまで「応急処置」です。
失敗したくない料理では、できるだけ正規の計量器具を使うのがおすすめです。
3/4カップは何グラムか
水・牛乳:3/4カップは何gか
水と牛乳は比重がほぼ1に近いため、150ml=約150gと考えて問題ありません。
そのため、液体レシピではml・cc・gをほぼ同義として扱えます。
砂糖・塩など粒状調味料:3/4カップ何グラムか
砂糖や塩は粒の大きさや空気の含み方で重量が変わります。
特に上白糖は軽く、グラニュー糖はやや重くなる傾向があります。
同じ3/4カップでも、砂糖の種類によって甘さが変わるため、お菓子作りでは種類指定を必ず確認することが重要です。
小麦粉・粉末類:ふるい前後の重量差と3/4カップ換算の目安
小麦粉は、ふるう前後で空気量が大きく変わります。
ふるった状態の3/4カップは軽くなり、ふるっていない場合は重くなります。
レシピに「ふるう」と書いてある場合、ふるった後で計量するのが正解です。
この工程を省くと、生地が重くなり、焼き上がりに差が出ます。
お米(炊飯用)の計量
炊飯用のお米は、専用の計量カップ(180ml)が基準です。
そのため、3/4カップ(150ml)は米用カップでは約0.83合に相当します。
料理用カップと米用カップは基準が違うため、混同しないよう注意が必要です。
レシピで使える代用品と換算例
大さじ・小さじで表すと何杯?
3/4カップ=150mlは、
・大さじなら10杯
・小さじなら30杯
になります。
少し面倒ですが、計量スプーンしかない場合でも正確に再現できます。
紙コップ・ペットボトルを計量に使う実践例
一般的な紙コップ(200ml)なら、満杯から少し減らすことで3/4カップに近づきます。
500mlペットボトルなら、3割ほど入れた量が150mlの目安です。
ただし、容器の形状によって誤差が出やすいため、味見や微調整を前提に使いましょう。
代用品で失敗しないコツ
代用品を使う際は、「多少ズレても問題ない料理かどうか」を判断することが大切です。
スープや煮物なら多少の誤差は調整できますが、焼き菓子やパンは失敗しやすくなります。
失敗を避けたいなら、重要な材料だけは正確に量る意識を持つと、仕上がりが安定します。
まとめ
3/4カップは、日本の計量基準では「150ml(150cc)」と明確に決まっています。
ccとmlは同じ単位として扱えますが、液体と粉末では量り方が大きく異なる点が重要です。
正確に量るには、
・液体は目線を合わせて水平に
・粉類は押し込まず、ならして計量
・可能ならグラム換算を活用
この3点を押さえるだけで、レシピの再現性は格段に上がります。
「なんとなく」から卒業して、毎回安定した仕上がりを目指したい人にこそ、きっと3/4カップの正しい理解が役立ちますよ。

