オーブンは、パンやグラタン、肉料理などさまざまな料理を楽しむために便利な調理器具ですよね。
頻繁に使用することで汚れや臭いが溜まりやすくなります。
オーブン内に蓄積された食材のカスや油汚れを放置すると、悪臭や発火事故の原因にもなるため、定期的な掃除が重要です。
掃除方法や臭いを消す方法、日々のキッチンを清潔に保つためのコツをご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
オーブンの掃除は大事
オーブン内が汚れてしまう主な原因は「食材のカス」と「食材から飛び散る油」の2つです。
肉や魚を調理する際、食材に含まれる水分や油分が蒸発し、オーブン内の壁や天井に付着します。
これを放置すると、頑固な水アカや油汚れに変化し、拭き取るのが困難になります。
オーブン掃除に必要なアイテム
- メラミンスポンジ
メラミン樹脂でできたスポンジは、汚れを細かく絡め取る効果があります。
焦げつきや頑固な汚れに適していますよ。
- 重曹
重曹は、油汚れや焦げをアルカリ性の力で分解します。
軽い汚れには重曹水で拭き取り、頑固な汚れにはペースト状にして使用すると効果的です。
- セスキ炭酸ソーダ
重曹よりも水に溶けやすく、油汚れを落とす効果が高いです。
研磨作用はありませんが、重曹と混ぜることで洗浄力が増しますよ。
- オーブンブラシ
オーブン内の食べカスや焦げカスをはらうために使用します。
掃除前にブラシでカスを除去しておくと、効率的に汚れを落とせます。
オーブンの掃除方法
重曹を使った掃除方法
- 重曹水を作る
水100mlに対して小さじ1杯の重曹を混ぜ、耐熱容器に入れます。 - オーブンで温める
耐熱容器をオーブン内に置き、5分間加熱。
加熱後は10分放置して重曹水の蒸気をオーブン内に行き渡らせ、汚れを浮かせます。 - オーブン内を拭く
布巾や柔らかいスポンジで、汚れを拭き取ります。
熱いので火傷に注意しましょう。 - 重曹ペーストで頑固な汚れを落とす
重曹と少量の水を混ぜてペースト状にし、汚れた箇所に塗布し、こすり取ります。
無理な場合はプロに依頼するのも選択肢です。
クエン酸を使った掃除方法
水100mlに小さじ1/2のクエン酸を混ぜてスプレーボトルに入れ、
アルカリ性の水アカ汚れにスプレーして拭き取りましょう。
クエン酸はレモンやお酢で代用可能です。
オーブンの嫌な臭いを取る方法
オーブンにこもる臭いは、食材の匂いや汚れによる雑菌の繁殖が原因となることがあります。
以下の方法で効果的に消臭ができますよ。
コーヒーカスを使用する
コーヒーカスを耐熱容器に入れ、1分ほど加熱した後、30分ほど換気します。
乾燥したコーヒーカスは、他の場所でも消臭剤として再利用できます。
重曹で消臭
重曹水を耐熱容器に入れ、５分間加熱し、１0分放置して拭き取ります。
重曹の蒸気が臭いや汚れを浮かせ、消臭効果も期待できます。
お酢を使用する
お酢と水を1:1で混ぜ、耐熱容器に入れてオーブンで数分加熱した後、拭き取ります。
お酢の酸性成分で消臭と同時に殺菌も行えます。
まとめ
オーブンは食材の蒸気や油分で汚れが溜まりやすいため、定期的な掃除が欠かせません。
今回ご紹介した掃除方法でオーブンの内部を清潔に保ち、快適に料理を楽しみましょう。
自力での掃除が難しい場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのも効果的ですよ。
